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by TaMa

萌えた!!「グッド・ワイフ」

Category: The Good Wife   Tagged: グッド・ワイフ  
うわーん、久々にホルモンが活発になりました!!

やっぱりウィル好きだぁ。ガチで好みです。(実際そばにいるとあの我の強さはうざ・・・)おばちゃんもう膝がガクブルっすよ!(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル


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The Good Wife S2#22『Closing Arguments』
エラビー判事が刺殺され、殺人容疑をかけられたジェイク。彼は息子を歯科治療で亡くし歯科医を訴えたが、敗訴していた。その判決を下した判事を憎んでの犯行だと思われたのだが、ジェイクは容疑を否認している。だが、大事な証拠となる、犯人の血がついた判事の手袋が犯行現場から消えていた。ウィルは最終弁論で、検察の責任を指摘する。
そんな中、アリシアが事務所に届いた封筒を開くと、消えたはずの血のついた手袋が出てきた。

NHK海外ドラマホームページより

「グッド・ワイフ」は先週から皆が戦闘モード。
カリンダとの不倫が(といっても一夜だけ)がばれてしまい、さすがのgood wifeアリシアも堪忍袋の緒が切れてピーターを家から追い出してしまいます。とはいえ、ピーターも黙って別居を呑んだわけではなく、ウィルとの仲をかんぐりながら、こちらもかなりの戦闘モード。
新しくなる検事局を前に、ヘイリーを引き抜きぬこうとするダイアンたち。だけど、アリシアとの明確な差をつけれらたヘイリーは、ピーター側について検事局に残る決心を固めます。こちらもまた戦闘モード。
アリシアを傷つけてしまったカリンダ。謝罪をするも、アリシアの怒りは収まりません。アリシアもその怒りをぶつけたくないからこそ、カリンダを遠ざけます。ただ、カリンダもグズグズする女じゃない。云うことははっきり云って、一旦は事務所を去ろうとしますが、転職先が検事局の委託をすることになったため、腹を決めて事務所に戻ってきます。
微妙な関係だった姑ジャッキーにもアリシアは宣戦布告。しかし、息子命のジャッキーがアリシアを、というよりピーターの家族を簡単に手放すわけはなく、何かと横槍を入れてきそうな気配。

受け身だったgood wifeが反旗を翻すと、まあこうも敵対が広がるのか?と驚くほど、関係図が複雑になってきた「グッド・ワイフ」。そして、チャイルズの有終の美を飾る判事殺しの審判が下される日がやってきました。
陪審が評議に入ってから出てきた証拠。時間との闘いと緊迫した犯人捜し。

しかーし!!すみません、最後の最後でもう、してヤラれちゃいました。

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多分私は、「グッド・ワイフ」の焦らす演出と相性がいいんでしょうね。これは個人的な好みでしょう。
私は、今まで観た映画・ドラマの中で一番セクシャルだと思ったシーンが、名作中の名作、キャプラの「素晴らしき哉、人生!」の、ジェームス・スチュアートとドナ・リードの電話を挟んだキスシーンでして、今もあれ以上のセクシャルさはお目にかかったことがないと思ってるんですが、さて、何がセクシャルかと感じると、やっぱりためらいながらも抗えない「求め合い度」だと思うんですよ。こういうシーンって意外とないものでして、っつーか最近は特に、成り行きでそうなっちゃいましたーとか、酒の勢いでーとか、据え膳だしーとか、ティーンエイジャーだからしかたないよねーとか、やけぼっくいに火がついちゃいましたーとか、多分セックス事態に後ろめたさがない、それを感じるシチュエーションこそが悪だということなんだろうけど、でも風情というか艶っぽい色気がなくなったことも確かでして。

まあ、ここまで焦らすというかひっぱったのも、アメリカ社会に未だあるかどうか疑わしいけど確かにあるキリスト教的な貞操観念のもと、good wifeのアリシアがgood wifeのまま夫ではないウィルと結ばれることの正統性というか、そういう意図もあると思うのだけど、ここは挑戦的な「グッド・ワイフ」の作り手側、大人のロマンスとセクシャルを見せてやるぞという意気込みがあったのは確かだと思います。最近は使い古されたエレベーター(グレアナとかハウスとか)という公共の場の密室を、あえて外から二人をとらえるのも心憎い。

ルームキーを何回も差し込むウィルからやさしくカードを受け取り、自らドアを開けてウィルを招き入れたアリシア。受け身ではなく、初めてアリシア主導で踏み出した一歩です。それは、ホテルの一室にも関わらず、何かから解き放たれたアリシアの、開かれた未来への一歩でもありました。


とはいえ、シーズン3の最大の敵はピーターとなるのでしょうか?検事に就任する前にもかかわらず、チャイルズの不備を先に片づけようと、手袋をロック&ガードナーに送りつけるなど、さすがの手腕はただのエロ検事ではありません。

予測不能な「グッド・ワイフ」。もう次のシーズンが待ち切れないよっ!!

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ファンタスティック!奇跡のクロスオーバーエピ!!

Category: The Good Wife   Tagged: LAW&ORDER  グッド・ワイフ  
まさか、この愛すべきふたつのドラマのクロスオーバーエピが観れるなんて!(ウソ)


と、勝手な妄想にご勘弁していただきたい。でも、ブランチ検事長が「グッド・ワイフ」参戦ですよっ。興奮しないでなんとする、です!

「The Good Wife」S2#20『Foreign Affairs』
ラテン・スター社は、ベネズエラで石油掘削を行ってきたが、仕事を依頼した石油会社が支払いを拒否していた。納期が遅れ、契約上の義務を果たしていないというのだが、そこには別の理由が隠されていた。
事務所に臨時で雇われたナタリーは、その訴訟の証言録取で使うスペイン語の契約書が誤訳されていたことに気づく。
一方、投票を翌日に控え、ウェンディの夫と娘たちが、家族を中傷したビラについて、テレビの取材を受けていた。

NHK海外ドラマホームページより

今回の訴訟は、硬派な企業間の争いと思いきや、恐るべしパロディが満載!
ロックハート&ガードナーが長期に渡り争ってきた訴訟は、契約書の誤訳を見つけたことによって勝機が訪れます。しかし、アリシアたちの喜びもつかの間、原告のラテン・スター社がベネズエラに国有化されることから、ベネズエラが原告を主張、新しい代理人として雇われたのが、

な、なんと!「LAW&ORDER」本家でブランチ検事として活躍、自身も弁護士資格を持ち、上院議員までつとめたことのあるフレッド・ダルトン・トンプソン本人なのですよっ。
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もちろん、ドラマ本編では一度も「フレッド・ダルトン・トンプソン」と名乗りません。
名乗る必要のないほどの有名人(なんせ、大統領選まで立候補したお方ですから)として描かれているわけです。(んでもIMDbには「Frank Michael Thomas」と役名はつけられてましたけどね)
判事までもが敬意を表し「あなたの番組は若者に希望を与えてる」なんて云ってたのが笑えました。うーん、L&Oで希望がわくのか?

また、反対に新たな原告として名乗りを上げたベネズエラの「チャベス大統領」は、名前を連呼されながら、TV会議の画面からは一切顔を出しません。だけど、赤い服とビッグマウス、アメリカのセレブをつらつら挙げるのは、まさに本物のチャベス大統領そのもの。
もちろん本人のわけはありませんが、この両方の取り上げ方がなんとも粋な演出じゃないですか。かたや名前を出さない本人と、かたや顔を出さない独裁者。この虚々実々入り混じったパロディを作れる「グッド・ワイフ」の製作陣って、本当に「ノッてるなぁ」と感心してしまいます。

さて、検事戦は翌日に迫り、ウェンディ陣営は奥の手「ファミリー」を表に出します。こうなればピーター側も最終兵器アリシアを登板させなければいけなくなり、ゴールドは「コメントしないことが逆にコメントになる」とアリシアにTVに出演するように頼みますが、アリシアは訴訟でそれどころではありません。そこで活用されたのがダイアンと民主党のパイプ。ばりばりのリベラル民主党員ダイアンは、民主党委員会からの指示でアリシアに休みを取らせます。ゴールドの差し金かと立腹するアリシアでしたが、結局は誤解が解け、TV出演を果たすことに。最後まで約束をやぶらなかったゴールドに対しての、アリシアなりの感謝の印しだったのかな。

そしてピーターは選挙に勝利しました。こちらも長い闘いでしたね。辛いことを沢山経験したアリシアでしたが、家族の絆を再確認した1年でもありました。夫の勝利をおだやかに受け止めるアリシア。しかし、訪問者ワイリーの一言により、一転して悲しみの淵に落とされます。ピーターが検事局時代に不倫していた同僚の名は「リーラ」。カリンダのもう一つの名前であることを、アリシアは知っていました。

次週、アリシアとカリンダの友情はどうなってしまうのでしょうか。。。


とはいえ、今回はL&Oネタに心を持っていかれました。いろんなドラマをパロって風刺する「グッド・ワイフ」の手際には毎回驚かされるんですけど、まさか当時番組が終了しているL&Oまでが俎板にあがるとは。でも、同じ法廷を舞台にしたドラマ、しかもL&Oはアメリカ史上もっとも愛された?長寿刑事ドラマですものね、有り得ることです。


って、これだけなら驚きはしなかったのですが、

同じ日のL&Oエピに、なんと!デヴィット・リーがクロスオーバー出演!(ウソ)

きっと、デヴィッド・リーがシカゴで離婚弁護士になる前、NYで判事をやってたってことでいいんですよね?ね?
この頃からデヴィット・リーらしいとぼけた感じにウケたのは私だけかしら。紫のネクタイとか。

って、まあザック・グルニエはL&Oに6回も出ている(それぞれ違う役らしい)常連組なので、なんの驚きもないのですが、製作された時期も違うのに、日本で狙ったように放送する日が重なるなんて、ちょっとミラクル。L&Oはベルト放送なんで確率は上がりますけどね。四葉のクローバーを見つけるくらいの確率かしらん?

でも、たまにあるんですよねぇ。同じ俳優(すげー脇役の人)を違うドラマで立て続けに観たりとか。
その度に「あ、ミラクル」って一人ほくそ笑むんですけど。


デヴィット・リーのクロスオーバーエピは、これまたカッターさんがぶっ飛んでたので、「ほぼロー」にて。

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クロスオーバーだもんね!(違)

今週はこれしかないでしょう。

Category: The Good Wife   Tagged: グッド・ワイフ  
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何度も云うようですが、シリアス部門である「グッド・ワイフ」がこんなに笑いをとっていいんでしょうか。
ヘタなコメディより笑えます。
ライオン(っつーかチャイルズ?)の間が完璧。笑いの神が降りましたね。


さてさて、今回もマイケル・J・フォックスがゲストの回。ついでに大好きなアバナシー判事も出てきました。
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「The Good wife」S2#19『Wrongful Termination』
事務所の元パートナー、スターンが亡くなった。ウィルとダイアンは、スターンの事務所が売られる前にクライアントを取り戻そうと葬儀に出席するが、事務所はすでにケニングが買い取っていた。
一方、州知事の選挙戦まであと6日となり、ピーターがややリード。イーライは静観作戦に切り替える。だが、なじみのレポーターから、ウェンディにはイリノイ州の居住資格がないと民主党委員会が訴えたことを聞かされ、顔色が変わる…。

NHK海外ドラマホームページより

前回やたらとロックハート&ガードナーの内部事情に詳しかったケニング、元共同経営者だったスターンさんと繋がっていたようです。スターンさんの死後は事務所を買い取り、本格的にシカゴを拠点とする様子。今回の裁判はIT企業の不当解雇問題で、またまたアリシアたちに対決を挑みます。

私は当初ドSのロボ弁護士!ウィルにお熱を上げていたのですが、最近のウィルは新しい彼女タミーとの恋愛で、少し落ち着きモード。完璧にアリシアを吹っ切った感じでもなさそうだから、これからどうなるかわからないけど、こうなれば「シカゴの結婚したい独身男性16位」に相応しく(笑)、かなり優柔不断というか、恋愛に癒しを求めているというか(そこもドSの許容範囲なんだけど!)、自分を買ってパートナーにまでしてくれたスターンさんの死にしんみりしちゃって、タミーにロンドンでの仕事を断らせようとします。いや~、でもウィルのことだから、これも駆け引きの一環で、勝負師としては、恋愛だろうと法廷だろうと優位に立ちたいと思う男心のあらわれなんでしょう、なんて云っちゃったら云い過ぎ?やっぱりウィルには落ち着いてほしくないわぁ。法廷でも最近強気の怒号を聞いてないので、お淋しい限りなんだけど。

そのかわりと云ってはなんですが、シーズン2はケイリーがかなり男を上げておりまして。

シーズン1始めでは、アリシアとアソシエイトの座を争う、世間知らずのわりには自信過剰な若者といった感じだったケイリーは、回を重ねることに回りを吸収・成長していき、最後は惜しくもアリシアに負けたものの、ピーターと敵対するチャイルズにその手腕と事情通を買われて検事局に入局しました。
自分を袖にしたロックハート&ガードナーに敵愾心を抱くも、計算づくで雇ったチャイルズにもさほど肩入れせず、常に形勢を読んで立ち回ります。一筋縄ではいかない法律家に育ったぞ!ケイリー!

んでも、カリンダのことになると、少々の危険を冒してしまう一面も。
前々回のS2#17『Ham Sandwich(麻薬王の離婚)』で、大陪審にかけられることになったカリンダに、ケイリーは検察側の情報をリークすることによって彼女を助けます。その回はかなり甘い雰囲気にもなった二人ですが。
これって、もちろんケイリーの思いを巧みに利用するカリンダの魔性もあるんでしょうが、ヒネクレ者同士というか、信用できないからこそ逆に安心してしまう二人の関係が絶妙に描かれているんですよね。恋だ愛だと口に出したり、セクシャルな場面になるよりも、よほど二人の絆が見てとれる。まあ、ケイリーから伸ばした糸と、カリンダが伸ばした糸の思惑は違うようだけど。それもまるまる呑み込んで受け入れてるケイリーの潔さが良いのですよ。決して「恋する男の弱さ」って感じでないのは、ケイリー役のマット・ズークリー(Matt Czuchry)が無表情ながらも思慮深く演じているせいでしょうか。スカヨハと巨大グモに追っかけられてた男の子が成長したねぇ。


ピーターの選挙戦はクライマックス。3ポイントリードを静観したいゴールドでしたが、民主党委員会がウェンディへ見当はずれの訴えを起したことから、怒りまくります。おっさんの首を絞めたらだめですよ。ピーターの選挙なのに、結局最初から最後まで走り回っていたのはゴールドでしたね。
今回の騒動で、アリシアは新聞記者から電話取材を受ける羽目に。そこでピーターが過去に、娼婦以外の女性と関係を持っていたかもしれないと聞かされてしまいます。アリシアの動揺を誘おうとした作戦でしたが、結局はゴールドがキレちゃいました。good wifeであり、弁護士であるアリシアは、ここでも平静を決め込んでいましたが、その相手が実は・・・と、来週はアリシアもわかっちゃうんでしょうか?そしてピーターの選挙結果も来週かなぁ?


不当解雇の裁判は、不況のための財政難と思いきや、結局は横領の資産穴埋めのために社員を解雇していたことがわかり、アリシアたちはまたもケニングから勝訴を勝ち取りました。以前からアリシアの有能さに気づいていたケニングは、彼女を引き抜こうと考えますが、アリシアは断ります。僕のところに来たら君はもっと伸びると口説くケニングに、「でも今回も私たちが勝ったわ」とお返しするアリシア。しかしケニングは不敵にも「ぼくが負けたように見えるかい」と。

にしてもアバナシー判事面白すぎ。「グッド・ワイフ」の判事たちは海ドラファンなら馴染のある人が多くて、マリスカの旦那様のピーター・ヘルマンやらベン・スティラーの親父さんのジェリー・スティラーやらたくさん出てますけど、アバナシー判事を演じるデニス・オヘアはその中でも出演回数が多いので、きっと本国でも愛されているのかと。
オヘアといえば最近シーズン1が終わった「アメリカン・ホラー・ストーリー」で、半身やけどでただれた不気味な男ハーヴェイ役が強烈でした。「トゥルー・ブラッド」のシーズン3からもヴァンパイア役で出演しているとのことで(献血運動はそのネタふりらしく)映画やドラマと、何気に引っ張りだこの個性派俳優です。オープンゲイとしても有名。


ああ、だらっと書いてしまいましたが、やっぱライオンが一番だわ。チクショウ、まじ笑っちゃった。

アマゾンでも買えるようなので、興味のある方は是非。

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今週の「グッド・ワイフ」が異常に面白かったんですけど。

Category: The Good Wife   Tagged: グッド・ワイフ  
今週の「グッド・ワイフ」は面白かった!
久々ドラマを観て手をたたいて笑ってしまいました。シリアス部門である「グッド・ワイフ」がこんなに笑えていいのでしょうか。

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「The Good Wife」S2#13『Real Deal』
JNL農薬が不法投棄した農薬により地下水が汚染された住宅地では、女性が流産し不妊に苦しんでいた。アリシアは、住民の仲介役ロザンナに集団訴訟を依頼され、住宅を1軒1軒訪ねて、参加者を募る。
そんな中、他にも集団訴訟を起こそうとしている弁護士がいた。以前、MRG製薬を弁護したルイス・ケニングだ。
アリシアは、JNL農薬が賠償金額を下げ、会社の損失を減らすために、ケニングを送りこんだのではないかと考える。

NHK海外ドラマホームページより

「グッド・ワイフ」の面白さは、今時の話題を取り入れた法廷サスペンスもさることながら、選挙戦の攻防、弁護士事務所の権力争いと、大人の事情による駆け引きが絶妙な展開で進んでいくところなんですが、今回はそれが際立ってましたね~。

莫大な賠償金額が見込める集団訴訟の代理人争いで、再びマイケル・J・フォックス扮する難病のケニング弁護士が登場します。以前、製薬会社の企業弁護士として彼にやり込められたアリシアは、今回もケニングは企業側として、保守的な住宅街の住民たちを騙しているのではないかと疑います。

ピーターの選挙運動は芳しくなく、資金不足に喘いでいます。ピーターが若者の支持を受けているという分析を聞いた選挙参謀のゴールドは、「医療大麻の合法化」で若者層の支持を得ようと画策しますがうまくいかず、動画投稿サイトでは、ピーターの支持者である一般からのチョーイケてない音楽動画の方が話題。これでは若者を取り込めません。また、「クール」をアピールしたいピーターは刑務所時代に知り合ったラッパーと対談をしたいと云い始めます。

そしてロックハート&ガードナー(&ボンド)弁護士事務所では、ダイアンとウィル、家族法の責任者であるパートナー弁護士のリーが、ボンドを追い出すための作戦会議中(会議はどこかのクラブかと思われ)。
この三人!この三人が集まるとおもろいのですわ。特に家族法、いわゆる離婚専門の弁護士リーが最高すぎる。物腰は葬儀屋のおじさんというか、ソフトなんだけど、離婚を仕事にしているだけに、かなりの策士。S2#7『Bad Girls』でも、有名人の訴訟を取りたいがため、ゴシップで話題になったアリシアをサブにつけたり。台詞もいちいち面白い。
今回、ボンドにスパイウェアを仕込まれていることに気がついた三人は、ボンドを罠に嵌めるのですが、

「本業より面白い」

と云った時のリーと、その後につづくダイアンの高笑い、ウィルのあくどい笑みといったら!

悪すぎる!メインキャラなのに悪すぎるですよ!!

デヴィッド・リー弁護士を演じるザック・グルニエは、映画界・ドラマ界に欠かせない名脇役です。いろんな作品に出ていて、あげればキリがないくらい。
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この3人に釘付けなんですが、悪だくみが得意な三悪人ならぬ三悪代官なので、いつ裏切りがあるのか・・・。そういう意味でもハラハラです。


「ピーターを人質に取られた気分だ」と嘆くゴールドは、ダサい動画を止めさせようと、一般支持者のスローンに会いに行きます。音楽教師のスローンは、以前学校でいじめについて演説したピーターを崇拝、熱狂的なファンといってもいいくらい。彼は云います。

「彼の言葉で学校の雰囲気が変わった。数日だけどね。音楽にはないけど、言葉には力があるんだ」

うっ、「グッド・ワイフ」は時事ネタ・ドラマネタをたくさん盛り込んで、シニカルなことでも有名だけど、とうとう「glee」もネタにと思っちゃいました。ニヤリとしてしまった。でもまあ、ここでゴールドは、あらためてピーターの正統なカリスマ性というか、政治家として人を魅了していることを再確認します。最近は資金集めとかスタッフ同士の探り合いとかネガキャンとか、神経をすり減らすことばっかりだったので、程度はあれど、損得なしに支持する一般人の存在に、ゴールドが思わず微笑む話でした。
で、当のピーターはいかにもワルなラッパーから「タトゥー入れれば支持なんてイッパツであがる」と云われてウッシャッシャと笑ってる。ムショ話に花もさいて、何ワルぶってるんだか・・・。この、政治家らしいピーターの二面性も如実にしていて、ここでもまた笑わされるのですね。


今回の要であった集団訴訟の奪い合いは過熱し、アリシアたちは危うくなります。しかし、ケニングが企業側と通じて賠償金の分析をしていることが発覚。それにより、アリシアたちは訴訟を手に入れることができました。最後までケニングを信用していなかったアリシア。だけどケニングは云います。

「被害者がいるかぎり、会社はその償いをするべき。けど、払い過ぎていることも多い。弁護士は、被害を歪める手伝いをしていると思う」

訴訟大国アメリカは、天文学的な賠償金が発生することでも有名。「エリン・ブロコビッチ」の環境汚染3億3000万ドル、「ザ・プラクティス」のたばこ訴訟8000万ドル、「L&O」でもネタになった、ズボン紛失から端を発したクリーニング店の5400万ドル(これは後日棄却されたとか、よかったね!)、全部が実話です。日々行われている巨額の訴訟合戦の賠償金は、本当に適正なのか?お金は関係ないという被害者がいて、金額をつり上げたい弁護士がいる。「被害を歪める手伝い」とは、巧い台詞だなと思いました。法廷ドラマらしい、今のアメリカの現状を痛烈に皮肉ったラスト。

実際にパーキンソン病を患っているマイケル・J・フォックスを再起用した、アメリカでも話題の回でありましたが、その話題性に寄りかからず、メインもサブもキャスト含め、物語で魅せました。あのアバナシー判事のチャーミングなこと!(こちらも「トゥルー・ブラッド」に引っ掛けているらしいですよ)。
だから「グッド・ワイフ」は好きなんだよね。
マイケルはあと数回出る予定なので、また皮肉屋ケニングに会えるのが待ち遠しいです。

秋の新作ドラマ「LAW&ORDER:LA」と「グッドワイフ シーズン2」

Category: The Good Wife   Tagged: LAW&ORDER  グッド・ワイフ  
今週から海外ドラマは新作ラッシュ。
先日書きましたWOWOWさんは、一連の新作と「私はラブ・リーガル シーズン2」とキメキメ・ホレイショ警部の「CSI:マイアミ シーズン9」が始まりました。

そして、
スパドラさんでは「LAW&ORDER:LA」
NHKプレミアムでは「グッドワイフ シーズン2」が。


「LAW&ORDER:LA #1 Hollywood」
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ハリウッドスターの家が狙われる空き巣被害が発生、その場に居合わせた恋人が負傷する。その犯行から、ロス市警はほかの未解決窃盗事件を調査するのだが、浮上してきたのは若手セレブ女優とステージママ。捜査が進むにつれ、今度は犯人が窃盗に入った家で殺されるのだが、射殺したのはステージママ・トゥルーディだった。

ご存知、「LAW&ORDER」のスピン・オフが、今度はド派手なロサンジェルスを舞台にしてやってきました。
実在に起こった事件を元に(あくまでも元ね)事件を作ったり、警察機関と司法をきっちり分けて進行していくのは、やっぱり「LAW&ORDER」。
パーティ・ガールの若手女優と窃盗といえば、我らがリンジー・ローハンを思い出してしまいますが、さてさて、元ネタは彼女なのかしらん?

LAは俳優も豪華です。
ロス市警の刑事は、ウィンターズ(スキート・ウールリッチ)とTJ(コリー・ストール)。
残念ながらTJ役のコリー・ストールは知りませんでしたが、スキート・ウールリッチといえば、第二のジョニデになるかと、一時は映画界でもそこそこ売れた俳優ですよね。「スクリーム」「ニュートン・ボーイズ」と話題作に出ましたが、ジョニデほど華がなく、次第にTV(「ジェリコ」)などにシフトしていったようです。
検察局は、リカルド・モラレス検事補を、「スパイダーマン2」のタコ博士で有名なアルフレッド・モリナが。
第二話からはあの男前のテレンス・ハワード(「アイアン・マン」「クラッシュ」)が検事補として登場します。楽しみだわぁ。

ただし(あ、ネタバレですよ)、
この「LA」は、厄でもついちゃったのか、シーズン1を半ばにして、ウールリッチ始め大量のレギュラー陣が降板しちゃうんですよね。そして、モラレス検事補が刑事に戻るという、すごい力技で、後半のクールを終わらせてしまうらしい。視聴率があまり振るわなかったのか、製作側との折り合いが悪かったのか、珍しい?(アメリカではよくあることなのかな?)ドタバタ劇が、裏側では起こっていたようです。半クールの存続も危ぶまれたくらいなので、シーズン2もあるのかどうか。あまりNEWSも入ってきません。

ただ、第一話を観たかぎりでは、どうだろう?もちろん、「LAW&ORDER」を踏んだ流れにはなっていますが、あのドラマ特有の緊迫感までは持ってこれなかったような。
ビルが乱立するNYとは違い、直射日光ばりばりのLAは、犯罪の暗さも、翳りもありません。「犯罪自体がひとつのSHOW」とスパドラさんも云ってるけど、「LAW&ORDER」というよりは「CSI」みたいなんですよ。パーティ・セレブのお話なんて、よく「CSI」に出てきますよね。プレミアに持ってくるにしては、確かにハリウッドらしいけど、それならもっと「LAW&ORDER」らしく暗い、社会派にしてもよかったんじゃないかな、と。

「クリミナルマインド レッドセル」もそうだけど、人気番組のスピン・オフで、オスカーすら受賞している俳優も起用して、ヒットする要因はある筈なんだけど、なぜかピンとこないドラマに仕上がってしまうのは何故でしょうか?「レッド・セル」のプレミアは、キャラクターはそこそこ立っていたのに、この話なら「BAU」でやってもいいんじゃね?っていうくらい変わりのない内容でした。もともと、ジェット機で全米を飛び回るBAUにスピン・オフの余地があるのかしらん?と思っていたのですが。
やっぱり脚本?それとも、一からつくりあげるドラマの世界観というのは、逆にスピン・オフだからこそ難しいものがあるかもしれませんね。

とりあえず、2話目から出るテレンス・ハワードに期待しよっと。



「The Good Wife S2 #1 Taking Control」
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シーズン1からのクリフハンガー。
ピーターの復帰会見の場にて、今まさに壇上へ呼ばれようとしているアリシアに、ウィルからの電話が入る。アリシアは夫を選ぶのか、ウィルを選ぶのか。
一方、経営難に陥っていたウィルの弁護士事務所は、他の事務所と合併し、今までとは雰囲気が違う職場に。ウィルとダイアンは自分たちが有利に立とうと画策するも、相手も一筋縄ではいかない。そんな折、アリシアは勝てる見込みのない裁判を判事から押し付けられてしまう。

待望の「グッド・ワイフ」シーズン2が始まりました!
アメリカによくある政治家のセックススキャンダルを、妻の立場から捉え、あくまで受動的な自立を強いられたgood wife=アリシア。ロースクール時代の友人・ウィルの弁護士事務所にコネで雇われるも、アリシアは徐々に頭角を現してゆきます。
夫のセックス・汚職に絡む政治スキャンダルを軸に、弁護士として法廷で奮闘するアリシアと、そのまわりの、ひと癖もふた癖もある登場人物たち。

毎度開かれる緊迫した法廷ドラマもさることながら、政治にまつわる社会派の面と、友人にして上司ウィルとの微妙な関係と、ドラマ作りのさじ加減に微塵の隙もなくて、ああだこうだと考える暇もなく、一気にみせてくれます。むう、やっぱり面白い!

登場人物たちも、ゲスト俳優までが毎回際立っているのに、お互いを邪魔しないんです。
ピーター役のパーフェクト・ガイ=クリス・ノースは、スケベな狡猾な政治家(州検事)をやらせたらもう右に出るものはないんじゃないかってくらいハマってますし、シカゴのやり手弁護士・ウィルは、ひざまずいて拝みたいくらい有能でやり手で傲慢でかっこいいし、昨年のエミー助演女優を受賞したカリンダことアーチー・パンジャビは、神秘的かつダークで魅力的だし、事務所の共同経営者・ダイアンは賢くてタフだし、検察側に回ってしまったケイリーもしたたかで目を離せない。アラン・カミング扮するフィクサー的政治コンサルタント・ゴールドの怪しさなんてもう半端ないんですけど。

で、実は主人公であるアリシアが一番現実的なのが、このドラマの成功の鍵なんじゃないかと。

州検事の妻で、WASPの家庭、二人のティーン・エイジャーの母でもあるアリシアは、夫の汚職(疑惑)が発覚・逮捕されるまでは、良妻賢母の典型のような女性でした。
それが、事件の余波で彼女自身もゴシップの対象とされ、二人の子供を養うために仕方なく社会復帰をするも、裏切られた妻として、常に好奇の目にさらされます。

学生時代からの友人であるウィルとの間に芽生えたロマンスにも、当たり前ながらアリシアは一歩を踏み出すことができません。妻として母として、不貞を働くことにブレーキがかかってしまうのです。それでも「エイヤー!」と思った時には、ウィルとすれ違い。
また、弁護士として再出発した妻を「女性」として再認識した夫は、二度目のハネムーンとばかりに妻の愛を求めます。

ね、まさにメロドラマの王道。

この、どこまでも受動的な、ともすれば今のアメリカでは「臆病」とすら称されてしまう「good wife」を、ジュリアナ・マグリースが違和感なく演じています。
もちろん、アリシアは受動的な立場ではあるけれど、決して臆病でも、流されるままの弱い女でもありません。ひとたび法廷へ出れば、理詰めで相手をやり込めることができ、事件の本質を見抜くことが出来る、有能な弁護士でもあるのです。
もう、すぐ足を広げちゃう、ガツガツしたヒロインには飽きちゃった頃合いだったのでしょうか、この主人公の現実感は、ある意味新鮮です。

だって、シーズン1のクリフハンガー。晴れて自由の身になった夫の再出馬の会見直前に、愛を告白しようとするウィルに

「プランはあるの?」

その一言はまさにgood wife!!

「プランって・・・」と絶句したウィルの気持ち、めっちゃ分かりました!

「ロマンスに走るからには、それなりのプランが必要だわ」

ロマンスとプラン。どれだけ現実的なんだ!アリシア!!

とまあ、私はウィルの漢気ある魅力に100%コマされちゃった口なので、メロなところばかりフューチャーしてしまいがちですが、
ドラマ的には「法廷5:政治3:メロ2」ぐらいの割合でしょうか。
法廷ドラマであり、犯罪ドラマであり、政治ドラマでもあり、メロドラマでもある。
それがごった煮ではなく、絶妙なブレンドで、毎回骨太なドラマを見せてくれるのだから、本当に目が離せません。

シーズン2はピーターの再出馬という時期に、ゴールドがアリシアとウィルの関係に気がついてしまいます。
マイケル・J・フォックスも弁護士役として数回登場するようなので(またその回の出来がいいと評判)、ますます期待してます。



来週は、ロンドンの機密諜報部「MI-5」シーズン8でロス姐さんに再開です。日課=「LAW&ORDER:本家」はシーズン16に突入。週末はTVミニ・シリーズ「ミルドレッド・ピアーズ」です!

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