tamaDRAMA!

by TaMa

開局対決!!「PAN AM」VS「Revenge」

Category: 海外ドラマ   Tagged: PANAM  Revenge  
忙しさにかこつけてたらスポンサーサイトが。やべ。

さて、遅まきながら3月にDlifeとIMAGICA BSが開局しまして、その目玉となる新作「PAN AM」「Revenge」が放送されました。

どちらも若い女性が主人公という、ぶっちゃけ私の好みではございません。(若い娘なんて興味ないわぁー♪)んでも開局記念なのでここは押さえで。


「PAN AM」
panam001_convert_20120419180417.jpg
1960年代、世界一の航空会社パンナムに勤める美女たちが、恋に仕事に奔走する。全米騒然、壮大なスケールで話題のドラマが日本初上陸。

IMAGICA BSサイトより

米国でも放送前から話題となっておりました「PAN AM」が早々日本でも放送開始。
人気ドラマ「MAD MEN」に続けと、アメリカではプチ時代劇(20世紀前半を描くもの)が多くプロジェクトされていたようで、私が大好きな「ボードウォーク・エンパイア」などもそのクチらしいんですが、
この「PAN AM」も1960年代を舞台に、栄華を誇った航空会社パンナムで働くスチュワーデス(キャビンアテンダントなんて色気ないわぁ)4人を中心に、物語が進んでいくわけです。

現在は4話まで視聴。
うーむ、すげーツマんない訳ではないのだけど、すげー面白い訳でもない。
4話にして、すでにながら見決定です。

もうちょっとヒネりがほしいところです。古き良き時代から、未来へ羽ばたく転換期といえる60年代アメリカを上手に描いてはいるのですが、いかんせん軸になる4人のスッチーたちの魅力が浅いような気がします。

本番組の話題でもある映画女優のクリスティーナ・リッチ扮するマギーは、60年代という時代にしては最先端を行く職業婦人。馬鹿げた規則に反発し、政治に傾倒、70年代ならヒッピーと言われるような自由人たちと同居をしています。
おきゃんなスチュワーデスって感じなんですが、リッチぐらいの女優を持ってくるんだから、もう少し深みがあってもいいような。第三話「それぞれのベルリン」で、ケネディにどうしても会いたいと奔走する姿を、カワイイと見るかウザいと見るか、ここで視聴者の好みが分かれると思うんですよね。
60年代のクールビューティそのままローラは、結婚式から逃げてきた花嫁。世間知らずのまま家庭に入りたくないと、姉ケイトの後を追ってパンナムに入社します。美しく無邪気で、誰からも愛されるローラは、すぐにもTIME誌の表紙を飾りますが、その世間知らず故に、姉ケイトと確執をはらみます。
フランス生まれのコレットは聡明です。恋に自由なフランス娘らしく、一話目に妻子ある男と、二話目以降はパイロットのディーンと物語が進みそう。だけど、対戦中は家族がナチに迫害された暗い過去を持っています。
そして、美しい妹を持つがために苦悩を強いられるケイトは、世界を飛び回るパンナムの客室乗務員という立場を利用し、CIAのスパイ活動にのめり込んでいきます。

これなんですよね、面白くなるかならないかのキモは。色んな世界を飛び回るスッチーたちがわーきゃー言ってるドラマなんて、私的には蓮ドラとしてしんどい。サスペンスの要素、とくに60年代を描くなら冷戦時代の無情なスパイ活動はこのドラマのスパイスになる筈でした。

だが、甘ーい!あんまりサスペンスフルじゃない!まだ4話しか観てないからかな?
まず、ケイトがなぜスパイ活動に走ったのか、深堀されてない。ただ興味があったからでもいいんです。その浅はかさを描けばよかっただろうし、家族との軋轢がケイトを暗い世界に引きづり込むきっかけであってもよい。でもふわっとブリジットに誘われて運び屋になってしまった。まあそれはいいとして、その後の活動もイマイチ。 特に第三話の、ベルリンでの諜報活動は、ケイトが東のスパイを亡命させる話だったのですが、私だったら亡命に失敗する話を書くなぁ。ケネディがベルリンで演説を行う、アメリカが世界の光明として輝きだす一方、光の差さないドイツの街角で一人の少女が殺される。しかも、おびえたケイトが最後には見捨ててしまう、なんていう筋書きだったら、今後のケイトも含めてドラマに厚みが出ると思ったんだけどな。

アメリカでも苦戦していたようですね。シーズン2の発注が危ぶまれていたようですが、現時点ではキャンセルも継続も決定してないのかな?

「MAD MEN」の成功というのは、あの、不安が微塵もないような60年代という時代を、あくまでダークに掘り下げた点で、アメリカという国の光と影を浮き彫りにしたことにあると思うのです(ってー、1シーズンしか観てないのだけど)。なにも「MAD MEN」と同じにする必要はないけど、スッチーと旅と恋愛だけでは、目の超えたアメリカの視聴者は満足しないと思うのですね。

なんだろうなー?主要人物がみんな若いというより青すぎる。一応職業婦人たちでしょ?20代のOLと思えばこんなものだろうけど、そうなると視聴者層が限られてくる。しかも舞台が60年代なら、若い視聴者はついてこない。視聴率獲得という点ではかなりキビしい内容であるとは思います。視聴率=面白さというのは決して比例しているわけではないのですが、この「PAN AM」に関してはそう思うのが妥当ですかね。


「Revenge」
Revenge001.jpg
高級住宅地ハンプトンで両親と共に何不自由なく暮らしていた少女エミリー。ところがある日、父親が無実の罪で投獄され、その人生は一変する。父親を陥れたのは地元の実力者グレイソン家だった。怒りと憎悪に満ちた少女時代を過ごしたエミリーは、復讐の鬼と化して故郷ハンプトンに戻ってくる。美貌と知性を生かし、じわりじわりと標的を追いつめ、用意周到に復讐劇を繰り広げるエミリー。やがて人を信じ愛する力に目覚めていく。

Dlifeサイトより

こちらは本国放送開始後から評判が高くなった「リベンジ」。古典「岩窟王」がベースらしく、現在5話目まで視聴してます。たしかに面白い!
若い娘の復習譚なんて、なんか日本の昼ドラみたいなんだけど、焦らすこともなく、かといって大げさすぎるわけでもなく、なかなか上手に作り込まれていると思います。

とにかく、主演のエミリー・ヴァンキャンプの能面無表情がいい(笑)
何考えてんだか読めない表情っていうのはあるもので、それがこのドラマとぴったりマッチするんですよね。これが表情豊かな女優だと案外ウザくなってしまうかもと思うと、やはりこの配役は適格なのかと。「ブラシス」にも出てたらしいのですが、未見なので彼女の演技力をとやかくは云えませんが、復讐に燃える女性と云う役を、さほどの力を入れず演じるところがいいです。

もちろん、若い娘っ子ばかりでなく、敵対するはかなりお年を召したマデリーン・ストウ。くぅ~、好きだったなぁ。もう若い時はモニカ・ベルッチに匹敵するくらい綺麗でした。美人の宿命らしく、とうの立った彼女はかなりギスギスした意地悪顔になりましたが、高級住宅地ハンプトンに君臨する女王としての存在感は抜群です。

ハンプトンと云えば「ROYAL PAINS~救命医ハンク」も同じ舞台なんですが、こちらはシーズン3にしてすでにながら見。自分と生活がかけ離れた金持ちの話って、どうも身が入らないもので、この「リベンジ」も進んでいくうちにそんな気になるんじゃないかな?という危惧はあります。なんせ復讐のためにマンション1棟買っちゃうんだもんね。でも、今のところは興味深く観れているかな。主役級を含め、脇の描き方も巧い。これ大事。今回、「PAN AM」と比べる気になったのは、まさしくそこかもしれません。「PAN AM」のもう一つの主役はまさしく旅客機が飛び回る「世界」なんだけど、広い世界を浅く描くか、ハンプトンという限られた町で渦巻く人間の負の部分「欲望、憎しみ、裏切り」をドラマチックに描くか、もちろん好みが分かれるところなんだろうけど、わたし的には後者の方が断然面白いドラマと思います。

あともう一つひっかかるのは、この復習譚は何シーズン続くのかなってとこ。さすがにのびのびにすると飽きがくるのは明白。最低でも2シーズンくらいで決着つけなきゃいけないだろうなと勝手に思っているのですけど、そこは脚本家たちの腕の見せ所でしょう!要は、飽きさせないドラマを書けるスタッフが、この「リベンジ」にはついているということ。その手腕は5話にして立証済みなので、なんとなく安心しています。


っつーことで、開局対決は「リベンジ」に軍配!(あくまで私的な軍配で申し訳ない)

スポンサーサイト



« »

04 2012
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
プロフィール

TaMa

Author:TaMa
ケーブルにて海外ドラマ・映画視聴してます。

検索フォーム
タグリスト